「性犯罪の枠をはるかに超え、人体実験とでも言うべきまさに悪質極まりない犯行」教え子含む女性7人に睡眠導入剤を摂取させ性的暴行 都城高専の元職員の男に懲役30年求刑
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女性に睡眠導入剤を摂取させて性的暴行を加えたなどとして、準強制性交等などの罪に問われている都城高専の元職員の男の裁判です。
被害に遭った女性は教え子も含め7人に上り、検察は男に対して懲役30年を求刑しました。

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起訴されているのは、都城高専の元技術職員、津浦洋一被告(59歳)です。

起訴状などによりますと、津浦被告は、2015年から去年までの間、教え子を含む当時10代から20代の女性7人に、睡眠導入剤を混入させた飲食物などを食べさせて抵抗できない状態にし、性的暴行を加えた罪に問われ、これまで10回起訴されました。

宮崎地裁で開かれた27日の裁判で、検察側は、被告は性的行為の様子をビデオカメラで撮影までし、「性犯罪の枠をはるかに超え、人体実験とでも言うべき、まさに悪質極まりない犯行」などと指摘し、懲役30年を求刑しました。

裁判は、27日、結審し、判決は5月20日に言い渡されます。