「子どもには出張と言っている」…アメリカ合法風俗で働く、二児の母が語る「現実」
(中略)
「周囲の人に親切にしなさい。人間は、それぞれ色んな考えを持っているから、価値観の違いがあるのは当然。相手を慮ることが大切、というのが両親の教えだった。母の姿に影響され、私も他者を救う仕事に就きたかった。だから、同じように看護師を目指したの。
8歳の時、父がより大きなラジオ局で働く機会を得て、フロリダ州タンパに引っ越した。そこで私はダンスやフィールドホッケーを楽しみながら、ビジネスで成功したいと考えるようになった。短期大学でマーケティングを学び、モデル業をと並行しながら病院に勤務して、いかに運営していくかを考えたの」
サマーは2人の男の子を出産し、23歳で入籍している。
「でもね、29歳の時に主人を事故で亡くしたの。それ以降、子どもを育てるために必死だった。8年前に3200平方フィート(297.2平米)の家も建てたわ。やがて息子たちが成人すると、寂寥感を覚えるようになったのよ。
長い間モデルの仕事をしていたけれど、主人を亡くしてからはデートする相手もいなくて寂しかったの。いつの間にか歳も取っていたし……。そんな時に、友人にこの仕事を紹介された。セックスしたくなる気持ちって様々でしょう。私は、孤独を癒したかった。それと、シャイな人たちの心を開きたかったの」
RANCHで働くようになって、6カ月だと彼女は語った。
「人と会い、会話する。コミュニケーションを取って、幸せな時間を与える。ほとんどのお客さんが、私との営みに満足してくれる。そんな仕事に喜びを感じるわ。ここにいると楽しいし、寂しいっていう感情が無くなる。
2週間勤務して、タンパに戻って、2週間休む。そしてまた、2週間仕事をしにここにやって来る。自由な時間があるのも魅力よね。RANCHでは、だいたい一日に10時間から12時間働いているかな。化粧したり、着替えたり、そういう準備の時間も含めてね」
彼女はこの場所に満足していると、笑顔を見せた。
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