怖すぎる花粉症トラブル 運転中のくしゃみで死傷事故、ホームから転落して轢死 裁判記録から読み解く
●くしゃみで前方不注意

【ケース1】四国地方で2017年4月、花粉症のドライバーが対向車と衝突、60代女性を死亡させ、その息子である30代の男性2人に重軽傷を負わせた。過失運転致死傷の罪に問われ、禁錮3年、執行猶予4年の有罪判決を受けている。

松山地裁今治支部判決によると、くしゃみや目のかゆみがひどくなってきて、前方注視が困難になり、対向車線にはみ出したという。判決では「たとえ事前に花粉症対策の薬を服用していても、上記のとおり現に症状が出てしまった以上、速やかに運転を中止しなければならないことに変わりはなく、過失は軽いとはいえない

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