交流サイト(SNS)で知り合った少年らにわいせつな行為をしたなどとして、強制性交等や児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた北松佐々町の無職、男性被告(22)に対し、長崎地裁佐世保支部(柴田寿宏裁判長)は21日、懲役7年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。
 判決などによると、男性被告は2022年10月から23年2月にかけ複数の少年を脅迫し、わいせつな行為をしたり、その行為を撮影、送信させ児童ポルノを製造したりするなどした。被告はSNS上で女子中学生になりすまし、被害者に近付いていた。
 柴田裁判長は犯行が「被害者の未熟さに付け込んでおり、身勝手で悪質」と指摘。量刑理由について「被害者の受けた苦痛は大きく、今後の成長に及ぼす悪影響も懸念される。常習性が認められ、刑事責任は重い」と述べた。
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/4414dd1285f25cb90df8b1ad1717a6204c8a587c&preview=auto