勤務先のこども園に「爆弾を仕掛けたナリ」紙を置いて業務を妨害 保育教諭の女に有罪判決 山口・岩国

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勤務先の岩国市のこども園に爆破予告の脅迫文を置いて園の業務を妨害した市職員の女に対し、山口地裁岩国支部は15日、懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡しました。

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判決を受けたのは岩国市職員で保育教諭の女(24)です。

判決によりますと、女は去年11月、勤務する岩国市のこども園に「爆弾を仕掛けたナリ」などと書いた紙を置き、園の業務を妨害しました。

判決公判で小川暁裁判官は「インターネットで脅迫文を検索するなど犯行は計画的で影響は甚大」と指摘。また「発表会の予行練習で上司から厳しい指導を受けることをおそれ、予行練習を先延ばしにしたいと犯行に至ったもので、みずからの行動が引き起こす結果に思いを巡らせることなく短絡的」としました。そのうえで「これまで真摯に仕事に取り組んでいて、今後、同様の犯行をくり返す可能性は低い」とし、懲役1年の求刑に対し、懲役1年執行猶予2年の有罪判決を言い渡しました。

岩国市の福田良彦市長は「再びこのような事件が起こらないよう、改めて綱紀の粛正を図り、市民の皆様の信頼回復に向けて全力で取り組んで参ります」とコメントしています。