「迷い犬が徘徊」通報相次ぐ 四国犬逃げ出す 神奈川・南足柄

 8日午後4時半ごろ、神奈川県南足柄市中沼で、「迷い犬が徘徊(はいかい)している」と複数の住民から110番があった。県警松田署によると、この通報の直前に、近くの70代男性が飼育している四国犬(体長約1メートル、オス)が逃げ出したという。署は犬の捜索を続けるとともに住民らに「不要な外出は控え、見かけた場合には不用意に近づかないように」などと呼びかけている。

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 松田署によると、飼い主が犬を連れて散歩していた際、首輪が抜けて逃げ出した。普段は飼い主宅の車庫に設置されたケージで飼われているという。

 これを受けて、市教育委員会は9日、市内の全8小中学校に対し、登下校する児童や生徒に注意喚起するよう呼びかけた。

 犬が目撃された現場は、伊豆箱根鉄道和田河原駅から南西約500メートルの住宅街の一角。

 群馬県伊勢崎市では7日、小学生ら12人が逃げ出した四国犬にかまれて負傷している。

https://mainichi.jp/articles/20240209/k00/00m/040/089000c