福岡市の男性が架空の料金請求などであわせて8260万円をだまし取られていたことがわかりました。
最初の電話は携帯電話会社を名乗る男から

警察によりますと、今年5月、福岡市城南区の43歳のアルバイトの男性に携帯電話会社を名乗る男から「サイトにアクセスした未納料金が30万円ある」などと電話がありました。
内閣セキュリティーセンターを名乗る男から2本目の電話

その後、内閣セキュリティーセンターを名乗る男から「サイバー保険に加入すれば補填される」と言われ、電子マネー860万円分を送ったということです。
警察を名乗る男からも

さらに警察を名乗る男から「事件に関与している疑いがあり、預貯金を確認したいため、現金で送ってほしい」という趣旨の電話があり、指定された住所や口座にあわせて7400万円を振り込むなどして、だまし取られたということです。
被害額 福岡県で今年最多

10月、別の特殊詐欺事件を捜査していた岐阜県警から男性に対し「詐欺被害を受けていないか」と連絡があり、被害が判明しました。警察によりますと、被害総額8260万円は今年、福岡県で最も多額の特殊詐欺被害だということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5163cde05ac7ee0861f0f687416249564e1fe982