老舗ゲーム企業のスクウェア・エニックスは今、苦しい立場に立たされている。新作ソフトの不発が続き、時価総額は6月の
『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』発売以降で約2500億円も下落した。

ただし、その責任は『FF16』にあるわけではない。より大きな原因は『FORSPOKEN』や『BABYLON'S FALL』といった失敗作だ。
特に『BABYLON'S FALL』は、批評サイト「メタクリティック」で41点という「死刑宣告」同然の低評価を受けた(そして発売から1年後、
サービス終了にともないその命を絶たれた)。

米ネットメディアのアクシオスは、こうした最近の問題をうまくまとめた記事で、スクウェア・エニックスがソニーとの長年の関係に
頼りすぎているという重要な点を指摘している。『FF16』はPlayStation 5専用ソフトとして、『FORSPOKEN』はPSとPCのみに
向けて発売された。サードパーティーの企業が、ゲーム機メーカー1社とこれほどの規模の契約を結び続けるのはめずらしい。

イカソース
https://forbesjapan.com/articles/detail/66324