子どもや若者への性犯罪の被害を減らそうと警察官らが注意を呼び掛けました。
JR大分駅前で大分県警や大学生のボランティアらおよそ20人が通学途中の生徒にチラシを配ったほか、駅構内のトイレを点検しました。盗撮用のカメラが置かれていないか手洗い場やゴミ箱などを隅々までチェックする狙いです。
全国的に盗撮などの性犯罪が後を絶たないことから、6月には法律が一部改正されわいせつな画像の撮影や第三者への提供を取り締まる「撮影罪」が設けられるなど罰則は厳罰化しています。
大分県警人身安全・少年課
原幸彦課長補佐
「弱い立場の子どもを狙った犯罪は絶対に許せない。性別を問わず被害に遭った時はすぐに警察などに相談してほしい」
大分県内でトイレ内での盗撮は警察に相談・通報があったものだけでも2021年は18件、2022年は12件発生しています。県警は実際には更に多い件数が発生しているとみて、啓発に力を入れたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7655547d5b1c012750550c04d9ba72f921cd099c