今から46年前ーー1977年9月3日、読売ジャイアンツの王貞治が、大リーグのハンク・アーロンの本塁打記録を超える756号本塁打を放った。
この偉業を称え、日本政府は2日後の9月5日、王に対し「国民栄誉賞」を授与。これが最初の国民栄誉賞だった。
それ以降、2023年3月に車いすテニスの国枝慎吾まで、計27人と1団体(2011なでしこジャパン)が受賞している。

では「国民栄誉賞にふさわしい」トップ5から見ていこう。

【第5位】黒柳徹子(タレント)22票
第5位は同票で2人が並んだ。徹子さんといえば、日本でテレビ放送が始まったその日から出演し続ける、放送界のレジェンド。
著書『窓際のトットちゃん』は20以上の言語で翻訳され、世界累計2500万部超の大ベストセラー。

【第5位】小澤征爾(音楽指揮者)22票
29年にわたりボスト交響楽団の音楽監督をつとめ、その後、ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任するなど、
世界的な指揮者として知られる。まさに『世界のオザワ』。

【第4位】藤井聡太(将棋)32票
いままさに史上初の「八冠独占」を目指し、「王座戦」を戦っている藤井七冠。21歳ながら、すでにレジェンドだ。

【第3位】宮崎駿(映画監督)68票
日本アニメーション界の大御所。アカデミー賞の長編アニメ映画賞(『千と千尋の神隠し』)と名誉賞を受賞している。

【第2位】イチロー(プロ野球)70票
日本球界を飛び出し、メジャー1年めでMVP、首位打者、新人王などのタイトルを獲得。「アメリカの野球を変えた」とも評価された。
日米通算4367安打。国民栄誉賞をこれまで4度打診されているが、いずれも固辞している。

【第1位】大谷翔平(プロ野球)230票
半数近くの票を集めたのはやはり、ショーヘイ・オータニだった。2021年、メジャーでMVPを獲得後、政府から国民栄誉賞を打診されるが
「まだ早いので」と辞退している。

【第7位】井上尚弥(ボクシング)13票
【第8位】三浦知良(サッカー)12票
【第9位】吉永小百合(俳優)11票
【第10位】北野武(芸人・映画監督)10票
【第10位】武豊(騎手)10票
【第12位】中野浩一(競輪)0票

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