脳・心臓疾患で死亡するケースは全体の約4割で、
死亡の場合も男性が97%を占めています。

――脳・心臓疾患が男性に圧倒的に多いのはなぜでしょう。

一つには、女性は女性ホルモンによる血管老化を抑える働きや喫煙率が低いことなどで、
男性に比べると血管が詰まりにくく、
脳出血(脳内出血)やくも膜下出血、
脳梗塞や心筋梗塞などを起こしにくいことがあると思います。

また、組織で重責を担っているのは男性のほうが依然として多く、
「逃げられない」と感じるような社会環境・職場環境の中で、
過重労働になりやすいことも要因と考えられます。

https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO23414880T11C17A1000000/