東京消防庁は5日、飲酒後に車を運転して事故を起こし、2人にけがをさせて逃走したとして、
警視庁に逮捕された立川消防署の消防士山口凌善容疑者(22)を懲戒免職処分とした。
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警視庁交通捜査課によると、山口容疑者は5月13日午前4時ごろ、飲酒後に貨物車を運転し、東京都瑞穂町殿ケ谷で50代男性の運転するバイクに追突。
逃走中に武蔵村山市中央の都道でも、60代男性が運転する貨物車に追突し、逃走した疑いで自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕された。
50代男性は腕の骨を折るなどの重傷で、60代男性は軽傷を負った。
山口容疑者は、容疑を認めているという。
東京消防庁によると、山口容疑者は運転前、居酒屋で友人とビール中瓶4本などを飲んでおり、逃走理由について「飲酒運転の発覚が怖かった」と話しているという。
平本隆司立川消防署長の話 誠に遺憾であり、被害者の方をはじめ、皆さまに心から深くおわび申し上げる。
逮捕の消防士、懲戒免職 飲酒後に運転、2人けが―東京消防庁
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