コーチを務めていた野球チームに所属する中学３年の男子生徒（１４）に、女性になりすまして連絡しわいせつな画像を送らせたなどとして、警視庁少年育成課は２１日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反（製造）と児童福祉法違反（淫行させる行為）容疑で、東京都荒川区南千住、会社員、山岸怜容疑者（２３）を逮捕した。

警視庁によると、山岸容疑者は４月下旬、架空の女性を装って生徒とＬＩＮＥ（ライン）でやりとりをし、画像を送らせた。さらに「男とのわいせつ行為を撮影して送らないと画像を拡散する」と脅した。

生徒から相談を受けた容疑者は「２人でがんばって撮ろう」とわいせつな行為をしたという。警視庁は野球チームの他のメンバーを含め少なくとも少年１０人に同様の行為をしたとみている。

逮捕容疑は４～５月、わいせつな画像を撮って送らせたほか、東京都内の公衆トイレでわいせつな行為をさせ、その様子を撮影したとしている。

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