自分の人生を生きたい!でも、手帳取得、就労移行支援に大反対する両親
私は精神科を受診し、ついにADHDの診断を受けました。そして、精神障害者保健福祉手帳を申請する段階となったときに、そのことを両親に伝えました。ところが、
両親は手帳取得も就労移行支援事業所に通うことにも大反対!
しかもADHDの診断も認めない!と言うのです。
「おまえは障害者じゃない。精神科に通うのはやめてくれ」
「手帳を取るのも自分たちがなくなってからにしてくれ。おまえくらい養うから」
その言葉は、到底受け入れられるものではありませんでした。
私は仕事をしたい!何より自分の人生を生きたい!
人生で初めて、親に対して抵抗をしました。
私に障害があると認めたくない両親に、私は手帳を取るために必死にプレゼンをしました。
発達障害、特性、生きづらさについて、そしてこれらにどのような支援があるか、資料を広げて詳しく説明をしました。すると、資料を見ていた父が突然、父自身に自閉スペクトラム症の特性があるかもしれないと、つぶやいたのです。
そして後日、私の精神科の受診に父も同行することになりました。話を聞いてくれた主治医は、「お父さんには自閉スペクトラム症の特性がありますね」と言いました。昔から父は、ほかの人に何か言われても全く気にしない
タイプでした。私は、父にもやっぱり特性があるんだと、改めて感じました。私の手帳取得に反対するのも、この特性がかかわっているのかもしれないとも…。
その後、双極性感情障害の診断も受け精神障害者保健福祉手帳を取得した私は、グループホームを検討したいと思うようになりました。そこで、主治医に意見書を書いてもらう機会があったのですが、そこには『父親に
自閉スペクトラム症の特性あり。父親による決めつけなどの精神的負荷が大きく、早く別居してグループホームに入居した方がよい』と書かれていました。父はこの意見書を読み、さすがに思うところがあったようで、
その後は私の障害ややることについて過度に干渉することはなくなりました。
https://article.yahoo.co.jp/detail/5c033bb342fb95ab17bc99a475872ad05a788824