儒教は、形を変えながら、朝鮮半島、インドシナ半島(ベトナム)、
日本列島にも導入されたので、日本も、儒教社会であるといっていい。
儒教は、人々の序列の根源に「男女の差別」を置く。
「女性は男より価値が低い。女は男の子を産むための道具にすぎない。」
という観念を土台にして、権力の大きさ、強さを基準に、
さらに細かく人々を序列化してゆくのだ。
だから、女性の解放される日こそ、社会から差別が消える日である。
自民党や極右グループが、LGBT法案に拒絶反応を示したのは、
それが女性の従属的(隷属的)地位を脅かし、
男女平等社会をもたらす可能性があるからだ。
彼らは、社会の序列秩序が壊れることに危機感を抱き、
天皇を最上位に置き、死刑囚や被差別者(今では無学歴者?)を最底辺とする、
人間の序列価値観を守りたいわけだ。
まあ、自分の優越感を守りたいと考えてもよい。
天皇制を崇拝する人々は、差別が大好きだ。
人に序列をつけて見下す相手がいないと不安に駆られるのである。
LGBT法案 与党案の修正案
衆院本会議で賛成多数で可決
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/100055.html