世界で韓国だけが「福島汚染水怪談」、天日塩買いだめは喜劇か悲劇か
今月に入ってイーマートやロッテマートなどの大型スーパーで天日塩の売上が50-90%も急増しているという。天日塩とは海水を加熱処理せず、太陽の日差しのみで乾燥させて作った塩のことだ。インターネット・ショッピング・サイトでは昨年より塩の売り上げが8倍増えたケースもある。塩の産地から宅配を送る件数も昨年の10倍にもなるとのことだ。来月と予想されている日本の福島原発汚染処理水の海洋放出で、韓半島(朝鮮半島)周辺の海水が放射能物質により汚染されるとの懸念から、「あらかじめ塩を買っておこう」という買いだめ現象が起こっている。また、水産物の売り上げも影響を受けている。魚の卸売価格が40%以上も大幅に下がったことから、水産業者の団体では「韓国の水産物は安全だから誤った情報に動揺しないでほしい」と訴えている。
科学と常識から見れば本当にあきれたことだ。日本がやることを擁護する理由もないが、野党・共に民主党などが作り出す「怪談」は科学とはかけ離れている。福島から放出される水は太平洋を一周して4-5年後に韓国の海域に到達する。そのころには韓国の海水のトリチウム(三重水素)の濃度は現在の濃度から17万分の1ほど増えるだけだというのが専門家たちの説明だ。もし、放出された水によって海水が意味のある水準まで汚染されるなら、福島からの海流が韓国よりも先に到達するロシア、カナダ、米国、メキシコなどがまず反対するだろう。しかし、それらの国々で海洋放出を問題視するという話はない。フランスの再処理施設1カ所だけで福島原発の年間海洋放出予定量の500倍ものトリチウムを放出しているが、欧州諸国が抗議したという話もない。福島原発の汚染水を一気に海洋放出した後、福島からそれほど離れていない海域でとれた魚で韓国の遠洋漁業の漁獲量をすべて満たしたとしても、韓国人の追加被ばく放射線量は胸部レントゲン検査1枚撮影時の1000万分の1だという計算もある。
以下ソースで
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/06/17/2023061780033.html