(CNN) シャロン・レーンさん(75)は、3年間におよぶ世界一周の船旅を提供するクルーズ会社の話を聞きつけると、すぐに船上での生活を空想し始めた。

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ライフ・アット・シー・クルージズは、11月1日にトルコ・イスタンブールから出航し、主要な寄港地を巡る壮大な世界一周の船旅を提供する
MVジェミニ号の客室販売を行っている。

高校教師を退職し、カリフォルニア州に住むレーンさんは、大の旅行好きだ。外国語を教えていたレーンさんはかつて、生徒たちを欧州旅行に
連れて行くのが好きだった。1990年代には、南アフリカのケープタウンに2年間滞在し、冒険を楽しんだ。

最近になって、レーンさんはクルーズの虜(とりこ)になった。世界中を旅できるからという理由だけでなく、海上を漂う感覚がたまらないからだという。

「実は終日航海日のほうが好きなのです。船が海をひたすら航行している時や力強く進んでいる時、とにかくわくわくします」とレーンさんはCNN Travelに語っている。

クルーズ船上で生活することはレーンさんの長年の夢だったが、高額な費用がネックとなっていた。だがある金曜日の夜、「ズーム」通話をしていた友人から
3年間の船旅の話を聞いたレーンさんは、通話を終えると、その日は残りの時間をすべて船旅のリサーチと予算計画に費やした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e000cd577401f6db6e12751b3e705c3ef8658108