ウクライナは11日、南東部の3つの集落をロシア軍から奪還したと明らかにした。ウクライナが集落の解放を発表するのは
今月の反転攻勢開始後初めて。
ウクライナ軍は、ドネツク州のブラホダトネとネスクチネでウクライナ国旗や部隊の旗を掲げる兵士らの動画を投稿した。
マリャル国防次官は声明で、その南の集落マカリフカも奪還したことを明らかにし、南部の戦線で2方向に
300─1500メートル前進したと述べた。
南部方面を管轄する戦区の報道官はテレビで「反転攻勢の最初の成果、局地的な成果が見られつつある」と述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、東部と南部の領土奪還に向けた反転攻勢をすでに開始したことを明らかにし、
反撃と防衛の作戦が行われているとした。
マリャル氏は「われわれが防衛に回っている方面では陣地を失っていない」と述べた。また、ロシアが5月に制圧を
発表した東部の要衝バフムトについて、ウクライナ軍は周辺地域で攻撃作戦を続けているとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cfca2a8dccc545158360eeaca773e5c03b83dd6