「航空機の翼で間違いない」沖縄各地で漂着物相次ぐ 事故の可能性も回収しない行政対応の謎
2023年5月25日(木) 18:30 RBC琉球放送
沖縄県糸満市の海岸で航空機の一部とみられるものが漂着していたことが分かりました。同様の漂着物は24日に国頭村でも見つかっています。
漂着物が見つかったのは糸満市喜屋武の海岸で、長さは260センチほどあり、航空機の翼部分に使われるハチの巣状のハニカム構造が確認出来ます。
この漂着物について航空評論家の小林さんは、海外の民間機の翼が海流や偏西風に流され糸満の海岸に漂着した可能性が高いと指摘します。
また、警察によりますとこの漂着物は3年前から同じ場所で確認されていて、これまでに関連する通報が3件あり、その度に市に回収を要請したとしています。
2週間前にこの漂着物をみつけ警察に通報したという人はー
「海岸の美化の点からも綺麗にしてほしい。これも人工衛星の残骸の可能性も捨てきれない。ちゃんと回収して分析してどういうものか明らかにしてほしい」
市は「海岸の漂着物は県が回収の義務を負うため、市の管轄ではないが確認にあたっている」としていますが、県の担当課はこれまでのところ「この漂着物に関する情報は入ってきていない」としています。
同じような漂着物をめぐっては、国頭村の辺戸岬近くの海岸でも、今月相次いで見つかっていて村が回収するとしています。
航空評論家 小林弘之さん
「飛行機の翼、特に中型機、大型機ではこのハニカム構造を使う。断面図からしても飛行機の翼であることは間違いない」
「これだけの破片が流れ着いたということは当然事故の可能性が高い。それを放っておくのは航空関係者からすると考えられない」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rbc/505325
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