50歳までに一度も結婚したことのない人の割合が急速に増えている。
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が公表した最新の調査結果によると、
2020年の全国平均は男性が28.25%、女性が17.81%に達した。
近年は特に女性の伸びが顕著で、少子化が加速している。

2020年は、男性は東京(32.15%)が最高。
埼玉(30.24%)、神奈川(30.07%)が続き、首都圏が高かった。
女性は東京(23.79%)、高知(21.13%)、大阪(20.60%)の順だった。

https://nordot.app/981094188811173888

短命な独身男性

男性では未婚の死亡年齢がもっとも低く、
67.2歳で未婚男性の半分は亡くなっていることになる。
これはほぼ平均寿命平均と同一値の有配偶男性より14年以上も早い。

女性では有配偶女性の死亡中央値が78.6歳と一番低く、
女性の平均寿命を大きく下回る。
むしろ、未婚で81.6歳、離別でも80.9歳と、女性の場合、独身の方が長生きなのだ。

「一人では生きていけない男・一人だと長生きする女」
という構造も見えてくる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20220908-00314067