三菱グループ31社、「三菱未来館」を大阪・関西万博へ出展 パビリオンデザイン公開
4/11(火) 9:20配信
三菱グループ31社で構成する三菱大阪・関西万博総合委員会は4月10日、大阪・関西万博「2025年日本国際博覧会」に出展する「三菱未来館」のパビリオンデザインを決定して公表した。
パビリオンデザインは、「三菱未来館」の基本コンセプトである「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」に基づき、建築設計コンセプトを「生命・地球・人間のつながり」を表現することと定めた。長方形・ひし形・楕円といった幾何学的な図形を、それぞれ人間・地球・生命に見立て、建築の平面へと落とし込むことで、そこに生まれるつながり・重なりから、多くの“生命”を育む“地球”、その“地球”とともに生きる“人間”の、支え合う関係性を表現するという。
パビリオンの建築設計は三菱地所設計の三菱未来館プロジェクトチームが手がけ、パビリオンの設計では“資源を循環的に再利用あるいは転用する”ことを重視し、建設工事において発生する掘削土を敷地内で循環利用するなど、新たな資源として再利用し、建設から解体までの過程をトータルにデザインするサステイナブルなパビリオンを目指すとしている。
具体的な展示内容・体験内容については、今後検討を進めるとし、「三菱未来館」の出展を通じて、地球規模に広がる諸問題への同グループの取組みと解決策を紹介すると共に、1870年の創業以来担ってきた社会的役割を改めて世界に広く発信。大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に貢献できるよう、三菱グループ一丸となって取り組んでいくとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09d16b1279fb93125d87252faf1b690bddb587ab