地元知事選敗北、高市氏に痛手 資質に疑問符、遠のく自民党総裁選

11日の会見で高市氏は、「県連と党本部が別々の候補を応援したのではないか。きちっと検証することも大切だ」と主張した。

こうした発言には党内から「墓穴を掘る結果になる」(二階派ベテラン)と冷ややかな視線が向けられる。

高市氏は2021年の総裁選で岸田文雄首相に次ぐ国会議員票を獲得。
その後も安倍晋三元首相の支援を受け、「保守派のエース」として次期総裁選へ意欲をにじませてきたが、今回の経緯に「もう推薦人20人は集まらないだろう」(茂木派中堅)ともささやかれている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023041200926&g=pol