Yuichi Hosoya 細谷雄一@Yuichi_Hosoya

「日本にとって今後、蓋然性が高い戦争は、「日本が攻める戦争」なのか「日本が攻められる戦争」なのかと言えば、これは明確に後者なわけです」という鶴岡さんの重要な発言は重いです。■鶴岡路人×細谷雄一|戦争が日本へ突きつける「教訓」とは
https://www.fsight.jp/articles/-/49603

まさに「戦争反対!」をいうなら、後者の「日本が攻められる戦争」を想定して、日本に「攻める」国の政府や指導者に、反対をすべきですよね。北朝鮮は明確に日本に敵意を示してミサイル発射実験を繰り返し、中国は台湾統一での武力行使の可能性を否定せず。そして、ロシアも昨年来、日本を武力で威嚇。

だけれども、「戦争反対!」と叫ぶ人の中で、どれだけの人が、これらの諸国の政府や指導者に対して、「日本を攻める戦争」を始めることを批判して、阻止しようと行動をしているのか、疑問です。「日本が攻める戦争」しか戦争のイメージがないのは、現実を反映していない危険な思想かもしれません。