サムスン電子ジャパンは2月28日、会社ブランドをこれまでの「Galaxy」から「Samsung」に変更すると発表した。
同社は長年「サムスン」の名前を日本ではあまり表に出さず、関連するプロダクトやサービスにGalaxyを用いてきたが、
その方針を変えることになる。

 例えば、公式SNSは「Galaxy Mobile Japan」から「Samsung Japan」変更。スマートフォン「Galaxyシリーズ」も、
これまでGalaxy表記だった背面や起動時のロゴを、2023年春以降、順次Samsungに切り替える。
「Galaxy Members」「Galaxy Notes」といった内蔵アプリも、それぞれ「Samsung Members」「Samsung Notes」に入れ替える。
なお、スマートフォンのGalaxyブランド自体に変更はない。

 同社は2015年の「Galaxy S6/S6 edge」以降、日本に限り、背面のロゴをSamsungからGalaxyに変更している。
当時のITmedia Mobileのインタビューによると「Galaxy S6/S6 edgeは“ゼロスタート”で開発した。
Galaxyの進化を皆さんにご理解いただきたいので、『Galaxy』を全面に出させていただいた」と説明しており、
国内でのGalaxyブランドの認知拡大を図るためとしていた。

 なお、28日には自社ストア「Samsungオンラインショップ」をオープン。SIMフリースマートフォン「Galaxy M23 5G」や
タブレット「Galaxy Tab S8シリーズ」などが購入できる。また、オープンを記念し、対象商品の購入と保証サービス
「Galaxy Care」への加入で、Galaxy Care2年分を付与する。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/28/news203.html