2回連続で双子を出産した女性が米国で注目を集めている。
4人の子育てに奮闘しているのは、アラバマ州タスカルーサに小学校教諭のブリトニー・アルバさん(27=同左)と、夫で消防士のフランキーさん(25=写真右)。
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ブリトニーさんは2021年9月に、双子の息子、ルカちゃんとレビちゃんをアラバマ大学バーミンガム(UAB)の病院で出産した。
そしてその6カ月後。ブリトニーさんはフランキーさんにこう伝えた。
「ねえ、また妊娠しちゃったみたい」
2人は「大丈夫、大丈夫。双子の面倒が見られるんだから、1人増えたからってどうってことないよ」という感じだったという。
そして再びUABの病院に行って、超音波検査を受けたところ、映像をチェックしていた技師がこう言った。
「なってこった……双子ですよ」
夫妻は、すでに双子を出産していることを知っている技師がジョークを言ってるのかと思い、噴き出したという。しかし技師は「こんなことでジョークを飛ばしたりしません。本当に双子なんです」と断言。
さらに診断の結果、生まれてくる双子は2人の胎児が1つの胎盤を共有し、その間を隔てるものがない「一絨毛膜一羊膜双胎(MM双胎)」という、双子の中でも1%以下という極めてまれなタイプだという。
UABによると、アルバ夫妻のような“大当たり”の確率はなんと2億9200万分の1!
MM双胎の場合、無事に生まれてこない危険が高いそうだが、ブリトニーさんは2022年10月25日に妊娠32週で無事に双子の娘のリディアちゃんとリンリーちゃんを出産。その後、UABで集中治療を受け、12月7日に退院した。
夫妻は「双子の娘が生まれたことで家族が完璧になったような気がする」と話す。
2組の双子がいるということで注目の的だが、「結局は4人の子供を育てるだけ」とブリトニーさんはこう言う。
「生まれてくる前は『双子をどうすればいいんだろう』という感じでしたが、今は『赤ん坊が2人(増えただけ)。どうってことないよ』という感じです。新しい日常になり、素晴らしいことです」
UABが2月17日に、アルバ一家のエピソードをまとめた動画をフェイスブックに投降。米誌ピープルなどの主要メディアが報じたため、全米の話題になっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bbb69f3bd4db87d9e2cc1a121643043500d1991