「自分の体は永遠に汚れてしまった」ワイセツ行為を受けた"怨恨"で…ベトナム人男性を殺害した男の初公判が開かれる 旭川地裁
北海道旭川市のJR旭川駅で、ベトナム人の男性を殺害した罪に問われているベトナム国籍の男の初公判が1月31日、旭川地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を認めました。
殺人などの罪に問われているのはベトナム国籍のグエン・ゴック・トゥン被告(25)です。
グエン被告は2022年2月、SNSで知り合った同じベトナム国籍の男性(当時35)の首などを包丁で複数回突き刺して殺害した罪に問われています。
初公判でグエン被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は「グエン被告が複数回にわたり被害者の男性から下半身を触られるなどのワイセツな行為を受け、その後 解決金を要求するも納得のいく対応がされず、怒りや恨みを抱き犯行に及んだ」と指摘。
「自分の体は永遠に汚れてしまった」ワイセツ行為を受けた"怨恨"で…ベトナム人男性を殺害した男の初公判が開かれる 旭川地裁
初公判が開かれた法廷(旭川地裁)
一方、弁護側は、グエン被告は「男性からの謝罪がなく許すことができなかった」「自分の体は永遠に汚れてしまった」などと語っていると説明、情状酌量を求めました。
判決は2月13日に出される予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7918ae3902a56ec5caacfb60b301314fa251f083