1月22日、神戸市内の質素な教会で行われた「日曜礼拝」には、10名ほどの信者が集まっていた。女性牧師による説教、信者による賛美歌の合唱などが行われた後、フレンチブルドッグを抱いた男がひっそりと礼拝堂に入ってきた。
礼拝が終わった後、ゆっくりと壇上に立った男。信者は静まり返り、男の言葉を待っている。やつれた表情でマイクを握ると、男は極めて小さい声でボソボソと語り始めた――。
(中略)
「辛くて苦しくて。(中略)とにかく迷惑とご心配をかけたことを心よりお詫び申し上げます。いろんな話を聞きたいと思うんですけどね、もうしばらく時間をおいてと思っています。(中略)これからも(教会が)存続していかなければいけないので、〇〇先生(女性牧師の名前)に負担をたくさんかけますけども、よろしくお願いいたします。本当にご迷惑をおかけしました」
森は容疑を否認していると報じられていたが、事件については語らず、弱々しく謝罪するのみだった。
「森牧師をかばう声もありますが、本当は何があったのかを聞きたい信者もいると思います。その気持ちは、NPOの関係者も同じでしょう。これまで彼を信じてきた人たちのためにも、真実を明らかにしてもらいたいです」(前出・関係者)
ネットやSNS上では、「キメセク牧師」といったワードまで飛び交い、大いに話題を呼んだ今回の事件。今後開かれる裁判で、森牧師が何を語るかにも注目が集まっている。

いかソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/291847