中国景況感、49・0に悪化5カ月連続で節目割れ
【北京共同】英調査会社IHSマークイットは3日、中国の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が
2022年12月は49・0だったと発表した。前月から0・4ポイント悪化し、好不況を判断する節目の50を
5カ月連続で下回った。
中国政府は12月に、新型コロナウイルスの流行を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策の転換を推進。
大都市で感染者が急増し、企業による在宅勤務などの対策の影響で、生産活動が停滞した。新規受注の減少が
重荷になり、外需の低迷も響いた。
中国国家統計局が12月31日に発表したPMIも47・0と悪化し、2年10カ月ぶりの低水準となっていた。
https://www.daily.co.jp/society/economics/2023/01/03/0015937229.shtml