「エアドロップ痴漢」 男性会社員に罰金30万円の略式命令 男子高校生にわいせつ画像送りつける
2022年12月06日 19:33 岩手放送

一関区検察庁は6日、一関市の図書館でスマートフォンを使い不特定多数の人にわいせつな画像や動画を送りつけたとして逮捕された会社員を略式起訴しました。
一関簡易裁判所は罰金30万円の略式命令を出しました。

「わいせつ電磁的記録等送信頒布」の罪で略式起訴されたのは一関市の男性会社員(58)です。
起訴状によりますと男性は11月12日、一関市立図書館でApple製のスマートフォン「iPhone」同士で使える写真や書類などのファイルの共有機能「AirDrop」を使い、二度にわたって近くにいた男子高校生らに男性器を撮影した画像と動画を送りつけた疑いが持たれています。

一関区検は6日付けで男性を略式起訴し、一関簡裁は罰金30万円の略式命令を出しました。
男性は逮捕当時、警察の調べに対し容疑を認めていました。

知らない相手から不快な画像が送りつけられる「AirDrop痴漢」と呼ばれる迷惑行為は全国的に問題となっていて、岩手県内では初めての摘発でした。

https://news.ibc.co.jp/item_49068.html