日医、新型コロナ「5類」に近い新類型が望ましい

日本医師会の釜萢敏常任理事は30日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いをめぐり、危険度が2番目に高い「2類」相当から緩和し、季節性インフルエンザ並みの「5類」に近い、新たな類型を設けるのが望ましいと指摘した。

「医療現場で、これまでの感染防護対策を緩めた方がいいとの意見がかなり強くなった。ウイルスの地域への広がりなどを総合的に判断し、今のうちから慎重に(類型変更への)合意を形成すべきだ」と語った。

現在の新型コロナワクチンの接種は全額公費負担だが「5類」では原則自己負担となる。釜萢氏は、類型を変えた場合でも「公費負担を止めることには反対だ」と述べた。

https://www.sankei.com/article/20221130-XA3L2X6V4RJ5XAGYSMZWPLO7HQ/