■韓国が痛恨黒星 コーナー蹴らせてもらえず試合終了 激怒した監督にレッドカード

「カタールW杯・1次リーグH組、韓国代表2-3ガーナ代表」(28日、アルライヤーン)

 韓国は競り負け、1分け1敗で勝ち点1のまま。3大会ぶりの決勝トーナメント進出に黄信号が灯った。

 今大会初勝利へ執念は見せた。前半2点ビハインドで折り返したが、後半に驚異の追い上げ。後半13分、左サイドからのクロスにFWチョ・ギュソン(全北)が頭で合わせて1点差を返すと、その3分後には再び左からのクロスにチョ・ギュソンが体ごと投げ出すように頭で合わせ、同点に追いついた。

 だが、喜びもつかの間。後半23分にガーナ・クドゥスに左足を振り抜かれ、再び勝ち越しを許した。

 終盤は韓国が猛攻を。終了直前、アディショナルタイム10分となったところでコーナーキックを得たが、ここで試合終了のホイッスル。コーナーを蹴らせてもらえずに激怒したパウロ・ベント監督らを中心に審判を取り囲み、猛抗議したが、そのまま試合は終わった。ベント監督にはレッドカードが提示されるなど騒然となり、韓国サポーターからもブーイングが響いた。

 H組はこの後、ポルトガル-ウルグアイが行われる。現在はポルトガルが1勝、ガーナが1勝1敗、ウルグアイが1分け、韓国が1分け1敗。

 韓国は初戦でウルグアイと引き分け。第3戦のポルトガル戦の勝利は必至となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/349962f5ea3e7a17fa47891b661d575a9280ea5f
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