請願名「子供の性虐待・性搾取被害悪化の現状に鑑み国連勧告に沿った児童買春・児童ポルノ禁止法の抜本的改正を求めることに関する請願」

二〇一五年に訪日した国連特別報告者は子供の性搾取に対する日本社会の状況に苦言を呈し、二〇一九年二月発表の「国連子どもの権利委員会」による日本政府への勧告においても「子どもの権利条約選択議定書(OPSC)」に基づく「子ども、または主に子どものように見えるよう描かれた者が明白な性的行為を行っている画像及び描写、または、性目的で子どもの体の性的部位の描写を製造、流通、頒布、提供、販売、アクセス、閲覧及び所持することを犯罪化すること」等の対策の実現・実施が強く求められている。
 ついては、児童買春・児童ポルノ禁止法の成立から二十三年目、第二次改正からも八年を経た今日、横行する子供の性の商品化や性搾取・虐待を撲滅し子供の性被害をなくすために、またGPeVAC(子どもに対する暴力撲滅のためのグローバル・パートナーシップ)推進国の使命として、前記の国連勧告の内容を十分に検討し、性被害の現状を改善する抜本的な第三次改正を成し遂げられたい。

紹介議員:大河原まさこ(立憲)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_seigan.nsf/html/seigan/2100095.htm