カカオの火災事故でSKを韓国警察が家宅捜索、韓国政府はデータセンターを安全訓練
2022.10.24 Data Center Dynamics

■科学技術情報通信部が大規模データセンターの定期点検
韓国警察は、SK Groupのオフィスと、先日火災が発生し、カカオのインターネットサービスを停止させたSKのデータセンターを家宅捜索しました。
地元の警察は土曜日にカカオトークのメッセージングサービスをダウンさせた火災に関連する文書を押収しました。

カカオトークは韓国人の90%が利用しており、この障害によりカカオトークIDに依存する多くの金融および旅行アプリケーションがダウンしました。
この障害は今週の大半続き、データセンターはまだバックアップ電源なしで稼働しているため、今後3週間でさらなる障害が発生する可能性があります。
この事件の影響でCEOの1人が退任したカカオは、火災の原因をSKのリチウムイオン電池としています。

■データセンターの安全訓練を義務化
一方、韓国の科学技術情報通信部(MSIT)は、韓国内の民間企業に災害管理手順を課すために介入しています。
韓国中央日報によると、国内のすべての大規模データセンターは、政府の災害管理システムの対象となり、定期的な検査と安全訓練の対象となる予定です。
この措置は金曜日のリリースで発表され、政府施設だけでなく民間のデータセンターにも対応するデジタルインフラの災害防止センターの設立を約束しました。

https://cafe-dc.com/security/police-raid-sk-group-over-kakao-fire-outage-as-koreas-government-impose-safety-drills-on-data-centers/

>リチウムイオン電池はSKの子会社SK On製である
https://cafe-dc.com/security/sks-li-ion-batteries-blamed-for-data-center-fire-behind-kakao-outage/