当初“ひき逃げ”で捜査…バイクで集団走行中の事故隠ぺいか ケガした男性を放置し逃げた疑い等で6人書類送検


https://news.yahoo.co.jp/articles/03f8ed26c14e673974caca3e3c90df4db77ff26e

三重県松阪市で8月、路上に倒れていた男性が死亡しました。当初ひき逃げ事件とみられていましたが、実際にはバイクで集団走行していた仲間に男性が追突していたことがわかりました。ケガをした男性を放置して逃げるなどした疑いで、仲間の男女6人が29日、書類送検されました。

 書類送検されたのは、26歳から50歳までの男女6人です。

 警察によりますと、6人は8月15日夜、松阪市湊町の道路で、一緒にバイクで走っていた松阪市の無職・宮前友洋さん(44)が仲間の原付バイクに追突してケガをしたにもかかわらず、そのまま逃げるなどした疑いが持たれています。

 宮前さんは頭を強く打っていて、5日後に死亡しました。

 6人は飲酒運転や原付バイクの2人乗りの発覚を恐れたとみられていて、宮前さんのバイクを現場から持ち去ったうえ、警察官に第三者を装い「人が倒れている」などとウソの申告をしていました。

 調べに対し、5人は容疑を認めていますが、31歳の漁師の男は「宮前さんに全ての責任がある」などと否認しています。