トルコ大統領がギリシャに警告、挑発行為が行き過ぎれば攻撃も辞さない

エルドアン大統領は3日「過去の歴史=ドゥムルプナルの戦いでトルコに負けたことを思い出せ」とギリシャに促し
挑発行為が行き過ぎれば「武力行使も辞さない」と示唆したため注目を集めている。


さらにトルコの戦勝記念日に絡んだ一連のやり取りでも両国の関係が拗れており、エルドアン大統領は「ギリシャは過去の歴史から学ぶべきで行き過ぎは代償は大きくなる。決してイズミールを忘れてはならない。
その時が来れば必要な措置を講じるだろうし、突然、一晩中攻撃するかもしれない」と述べ、挑発行為が行き過ぎれば「武力行使も辞さない」と示唆したため注目を集めている。

因みに1992年のドゥムルプナルの戦いでトルコ軍がギリシャ軍を打ち破り「イズミール奪還」に成功したことを指しており、エルドアン大統領は「トルコに戦争で負けたことをギリシャは思い出せ」
と言いたいのかもしれないが、もし東地中海でも軍事的緊張が高まればウクライナ問題で手一杯の米国やNATOは頭を抱えるだろう。

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