新学期が始まり、悩める親に向けて「PTA業務の代行」サービスを近畿日本ツーリストが開始。
このサービスに対し、賛否分かれる状況となった。

【映像】PTA代行サービスの事業内容

 9月1日から多くの学校で始まる新学期。
子どもを持つ親からは「やっと夏休みが終わってうれしいはずなのにPTAがあるから憂鬱過ぎる」「PTA作業なるものが始まるのかと思って気が重い」といった声が上がった。

 そんな悩める親に向け「PTA業務の代行」という新規事業を打ち出したのが、旅行大手の近畿日本ツーリストだ。
「学校行事の企画・運営や人材派遣」「広報誌の印刷・デザイン」など、PTA活動に伴うさまざまな業務を保護者に代わって行うという。

 このサービスについて、2人の子どもを持つ母親は「あったらいいなと私は思いますよ。今仕事している人もたくさんいるので、時間のこと考えるとやってもらった方が助かるな」と賛成の意見が上がる一方、
小学3年生の子どもをもつ母親は「子どものこととか、学校のことを真剣に参加したいという方からすれば『代行サービスってなーにって』声も上がると思うので、
正直みなさんがされたいというわけでもないのかな」と否定的な意見も上がった。

 さらに、賛否が分かれる中で「(PTA活動が)そもそもいらないって思いますね。
やらないといけないという義務感があって、かなり忙しいと聞くのでやりたくないし、必要もあまりない気がします」とPTAの活動自体を問い直す意見も上がっている。

「PTA業務の代行」サービスを近畿日本ツーリストが開始 賛否分かれる状況へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa9364abe0e2c218435ce2ae44b969e1a7561620