陸上自衛隊と米陸軍は28日、熊本県山都町の陸自大矢野原演習場で行っている共同訓練を報道陣に公開した。ロシアに侵攻されたウクライナに、米国が軍事支援として大量供給している対戦車ミサイル「ジャベリン」の実弾射撃などがあった。
毎年、全国各地で実施される実動訓練「オリエント・シールド」の一環で、南西諸島での共同対処能力の向上などが目的。陸自西部方面隊と米陸軍の計2100人が参加し、海洋進出の動きを強める中国に対し、日米の連携をアピールする狙いがあるとみられる。
訓練では、米兵がジャベリンを肩に担いで2発を発射し、いずれも2キロ先の的に命中させた。ジャベリンは機動性と命中率が高く、ウクライナの首都キーウ(キエフ)防衛に大きな役割を果たしたとされる。
日本国内では米海兵隊が射撃…

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https://www.asahi.com/articles/ASQ8X5VPMQ8XTLVB003.html
https://youtu.be/tol6Z9Ukluo
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