焼津漁港で起きたカツオの窃盗事件をめぐり、静岡県は8月18日、焼津漁協に再発防止策の迅速で着実な実施を求めて措置命令を出した。
冷凍カツオの窃盗事件を巡っては、焼津漁協の職員や元職員が事件に関与したとして逮捕・起訴されていて、焼津漁協は、7月、カツオが不正に抜き取られた背景を調査する第三者機関の設置などをまとめた再発防止策を県に提出していた。
県は、措置命令で、この再発防止策の迅速かつ着実な実行と、進捗状況について3カ月ごとの報告を求めている。措置命令を受けて、焼津漁協の橋ケ谷組合長は、「措置命令を厳粛に受け止めて、再発防止策に取り組んでいきたい」と話した。
県が、県内の漁協に「措置命令」を出すのは今回が初めて。
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