イラン保守系メディア、「背教者」ラシュディ氏襲撃を称賛

【8月13日 AFP】イランの超保守系日刊紙ケイハン(Kayhan)は13日、「背教者」である英作家サルマン・ラシュディ(Salman Rushdie)氏を襲撃した容疑者を称賛した。

 ラシュディ氏は12日、米ニューヨーク州での文芸イベントに出席中、ステージに乱入した男に刺された。現在は人工呼吸器を装着している。

 ケイハンは、「ニューヨークで邪悪な背教者サルマン・ラシュディを襲撃した勇敢で義務感に満ちた男性に称賛を」「神の敵の首をナイフで引き裂いたこの男性の手にキスしよう」と記している。

 エテマド(Etemad)などの改革派系紙を除き、大多数のイランメディアは同様の論調で、ラシュディ氏を「背教者」と表現した。

https://www.afpbb.com/articles/-/3419069