(CNN) 米司法省のリサ・モナコ副長官は6日までに、南太平洋のフィジーで制裁対象のロシアの新興財閥(オリガルヒ)から没収した豪華ヨットの中で、世界的に有名な宝飾品「ファベルジェの卵」とみられるものを見つけたと発表した。
【映像】高さぎりぎり、巨大スーパーヨットが橋の下を通過 オランダ
建造費が3億米ドルともされ、オリガルヒのスレイマン・ケリモフ氏が保有するこのヨットは米法執行機関に今年6月下旬に押収され、フィジーから米カリフォルニア州サンディエゴ湾へ運ばれて今なお係留中とされる。
モナコ副長官は米コロラド州アスペンで最近開かれた安全保障関連会合で、この宝飾品が本物と判明すれば世界各地にわずかしか残っていないものの一つであり、評価額は数百万ドル単位に達すると明かした。
また、ヨット上での「ファベルジェの卵」の発見は、米連邦法執行機関当局のより強い関心を集める押収品の一つだったとも述べた。
ファベルジェの卵は値段がつけられない逸品ともされ、ロシア・サンクトペテルブルクの金細工師ファベルジェらの店が19世紀後半から20世紀初期にかけて手掛けたものとされる。
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