山上容疑者が裁かれる裁判員制度が導入された2009年以降、被害者が1人でも
一審の裁判員裁判で死刑判決が言い渡されたケースは4件ある。以下に死刑判決が出た順に列記する。
(略)
いずれも「酷い!」と、思わず叫びたくなるような事件だった。
市民感覚を反映することが裁判員制度の目的とすれば、当然の結果と頷きたくもなる。
ところがだ。これだけの犯行にもかかわらず、(1)南青山(2)千葉(4)神戸の3つの事件は、
職業裁判官が3人で裁く控訴審で、死刑判決が破棄され、無期懲役となってそのまま確定しているのだ。
(3)岡山の事件だけが死刑が確定し、2017年7月13日に執行されている。
ただし、こちらも一旦は死刑判決を不服として控訴するも、のちに被告人が自ら控訴を取り下げて確定したものだった。
この事件も控訴審の判決が出ていたのなら、死刑が回避された可能性は極めて高い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a193e950744b449346181b24ea5bbce50bc2658?page=2