動物バラエティー番組の元祖「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」で様々な動物との触れ合いを見せてくれたムツゴロウこと、畑正憲さん(87)が、北海道東部の浜中町で「ムツゴロウ動物王国」を開いて今年で半世紀になる。現在、その近くで暮らすムツさんが半生を振り返ってくれた。(文化部 辻本芳孝)
自然体で野生のゾウの前に立つ
 6月中旬、中標津町のログハウスを訪ねると、ムツさんと大型犬ルナが迎えてくれた。ムツさんはルナの顔をわしゃわしゃっとなで回し、「自由に出入りできるようにして育てているんですよ。どこでも寝られる。けど、僕か妻の足が届くところで寝るんです」。まるで番組のワンシーンのようだ。

半分寝たままでの取材。それでも、「俺、馬に乗りたいんだよ。656では、馬に乗るとはどういうことかも話したい。ダチョウも、サイにもカバにもラクダにも乗ったし。まだ全然そんな話もできていない。負けちゃいられない」。熱い思いはまだまだ尽きない。
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