2016年に山菜採り中の人が相次いでクマに襲われ4人が亡くなった秋田県鹿角市大湯の山林は2022年も入山禁止となり看板が設置されました。

鹿角市大湯熊取平(くまとりたい)へと続く道路は山菜採りなどの入山ポイントになっていて、市の職員がクマの被害を
防ぐため「入山禁止」などと書かれた看板やバリケードを設置しました。

鹿角市の担当者:「クマの目撃もあり昨年度も牧場の牛がツキノワグマに食害にあう事故が発生しているので、まだまだクマの生息数は
減っていないと認識している」

毎年これからの時期はタケノコ採りで多くの人が入山していましたが、2016年に男女4人が相次いでクマに襲われ亡くなりました。
事故から6年が経ちますが危険な状況は続いていて、クマによる被害を防ごうと毎年現場に通じる市道などを通行止めにして入山を禁止しています。

鹿角市の担当者:「住民の皆さんには迷惑をかけるが、命を守る措置なので入山は避けて頂くようお願いする」

入山禁止は雪が降る時期まで続きます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d014803ddc0a667a3df6fdc3cfc4660064d211d