山梨県道志村で若い女性のものとみられる骨の一部が見つかったことが捜査関係者への取材で判明した。山梨県警は事件と事故の両面で調べるとともに、26日朝から約50人態勢で残りの部位や遺留品などの
捜索を始めた。同村の「椿荘オートキャンプ場」では2019年9月に小学1年生だった小倉美咲さん（千葉県成田市）が行方不明になっており、県警は小倉さんの可能性もあるとみて身元確認を急いでいる。
関係者によると、ボランティアが同村の沢から若い女性のものとみられる骨を発見。県警は26日に司法解剖して死因を調べる一方、DNA型鑑定で身元確認を進める。これまでのところ、現場周辺で
小倉さんの所持品などは見つかっていないという。
小倉さんは19年9月21日正午過ぎ、母と姉の3人でキャンプ場に到着。午後3時40分ごろ、近くの沢に遊びに行った友人らを1人で追い掛けた後、行方が分からなくなった。家族が午後5時ごろ、
県警大月署に通報した。県警や消防、自衛隊などが捜索したが、手掛かりは見つかっていなかった。
キャンプには子育てサークルで知り合った7家族27人が参加。おやつを食べ終えた小倉さんがテントを張った広場から砂利道を数十メートル下り、
左に曲がる姿を小倉さんの母が最後に目撃している。【木村健二、田中綾乃】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a62fed335c28ac74a0e24a6615ca703f9b149b53
