生まれて間もない男の赤ちゃんの遺体が13日、愛媛県新居浜市内の竹やぶで見つかりました。警察は何者かが遺棄した可能性もあるとみて捜査しています。
赤ちゃんの遺体はこの先にある竹やぶの中から見つかりました。規制線がはられ、様子を伺い知ることはできませんが、朝から多くの捜査員が出入りし、物々しい雰囲気が漂っています。住宅が点在する地域ではありますが、近所の人によりますと、竹やぶの周辺は普段、人や車が行き来することは少ないそうです。
警察によりますと、13日午前8時すぎ、新居浜市船木にある竹やぶにタケノコを採りに来たという男性から、「赤ちゃんが捨てられている」と通報が寄せられました。警察が駆けつけたところ、タオルのようなものに包まれた状態で地面に放置されていた、男の赤ちゃんの遺体が見つかりました。生後1週間程度とみられ目立った外傷はないということです。
現場は、松山自動車道、新居浜インターチェンジから南におよそ500メートルのところにあり、警察は、何者かが赤ちゃんを遺棄した可能性もあるとみて捜査しています。住民らは一様に驚いている様子で、中には、「土地勘のある人でないとなかなか通らない場所だ」と話す人もいました。尊い命はなぜ絶たれてしまったのか。警察は、赤ちゃんの身元や死因についても特定を急ぐほか、14日も90人態勢で現場周辺への聞き込みなどを行う予定です。
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