16代目となる新型クラウンのフルモデルチェンジ発売は2022年5月頃の実施が予想される。
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トヨタでは、2022年3月に現行型クラウンの受注を終了させる計画となっている。
新型クラウンのボディタイプは複数タイプ用意されるが、先行して2022年5月頃にデビューするのは、通常セダンとなる。
これはスタイリッシュな4ドアクーペのボディスタイルとなり、従来からのコンセプトを直接的に継承するモデルとなる。
もう一つのボディタイプはSUVスタイルとなり、クラウンクロスとして2023年に追加発売される見込み。

■クラウンはTNGA-Kプラットフォーム、エンジン横置きFFレイアウト採用に
次期クラウンは遂にFFレイアウトが採用され、TNGA(GA-K)プラットフォーム車種の一つとなる。
歴代クラウンシリーズは、エンジン縦置きのFRレイアウトを採用してきたわけだが、この流れは現行型で終了となる。

これまでにGA-Kプラットフォームを採用してきたモデルは、カムリ、RAV4、ハリアーといったあたり。さらにプレミアムセダンとしてレクサスESでも導入例があり、エンジン横置きのFFレイアウトとはいえ、プレミアム車種にも使われてきたポテンシャルの高さを持つ。

2021年11月には、GA-Kプラットフォームの最新モデルとしてレクサスNXが日本発売されていたが、次期クラウンに搭載されるパワートレインのいくらかが共通化されることが予想される。
(続きあり)
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