シリコン方式でも可能であることを実証した。

理化学研究所の野入亮人(あきと)基礎科学特別研究員は「シリコン方式も企業に参入してもらう意義があることを示せた。
今後、産業界もシリコン方式に力を入れてくると期待される」
と話し、企業の取り組みが研究を加速すると期待を寄せた。

シリコン方式は、既存産業の半導体技術と親和性が高く、
基本部品を他の方式より高密度で集積化できるとの期待もある。
量子ビットが外部からの乱れに影響を受けずに計算情報を保持できる
「コヒーレンス時間」が他方式より長いという長所もある。

1.量子ドット
電子を空間的に3次元全ての方向に閉じ込めることで
運動を制限し、0次元構造としたもの。
その性質から人工原子とも呼ばれ、
電子を一つずつ出し入れできる。

シリコン量子コンピュータ
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https://www.sankei.com/article/20220120-KNHNIEIOXBINTNR4WRVMD3QKQQ/?outputType=amp