小学校の時にいじめを受けていたのに、学校側が適切な対処を怠ったと石川県の内灘町を訴えた女性。20日、第一回口頭弁論が開かれ、町側は全面的に争う姿勢を見せました。

 この裁判は県内に住む女性が10年前に通っていた内灘町の小学校でいじめを受け、統合失調症などの精神障害になったとして、町におよそ3200万円の損害賠償を求めているものです。

 20日金沢地裁で第一回口頭弁論が開かれ、町側は棄却を求め全面的に争う姿勢を見せました。

 女性はいじめの影響で中学入学後も不登校となり、統合失調症などの精神障害になったことから、提訴まで時間がかかったと訴えています。

 内灘町は「弁護士に任せている」として具体的なコメントはしませんでした。


https://news.yahoo.co.jp/articles/58723b4f2550e142dcebb631e6fd9f848601b688