数多くある犬や猫などのペット専用SNSアカウントの中で、生まれつき耳が4つある風変わりな特徴を持つ猫が注目を集めている。奇形を持っている猫には飼い主が見つかりにくい場合もあるが、幸いにも優しい飼い主に引き取られ、現在はInstagramで多くの人を笑顔にしていると『LADbible』などが伝えた。

■話題の4つの耳を持つ猫“ミダス
《通常の耳に加え、もう1セット小さな耳を持って生まれた猫(画像は『Midas 2021年10月26日付Instagram「Neee, 1763 gram mı olmuşum?」』のスクリーンショット)》
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(Midas)”は、ロシアンブルーという種類のミックスでグレーの美しい毛並みを持っている。生後4か月のミダスは遺伝子異常の影響で生まれつき耳が4つあり、通常サイズの耳の手前におまけのように小さな耳がもう1セット生えている。

子猫のときに保護され飼い主を探していたミダスだったが、奇形を持つ動物たちは健康に問題がない場合でも敬遠されがちで、飼い主を見つけるのは簡単なことではなかった。

しかしトルコに住むジェムレ・ポラットさん(Cemre Polat)が飼い主として名乗り出てくれたことで、幸運にもミダスは新しい家族を見つけることができた。

ジェムレさんはもともと犬や猫を飼っておりミダスが馴染めるかどうか不安だったそうだが、心配は無用だった。ミダス専用に作られたInstagramアカウントにはきょうだい犬の背中を前脚で揉むようにして甘えたり、寄り添って眠ったりと愛らしい日常が投稿されている。

まるで蝶の羽のようにも見えてくる美しいミダスの耳だが、他の猫よりも群を抜いて耳が良いというわけではない。手前側の小さな耳が音を拾っているのか定かではないが、「聴覚自体には問題ないですし、普通の子猫と変わらずに過ごしていますと」とジェムレさんは普段のミダスの様子を明かした。

「私の行動により、100%普通ではないかもしれないペットを引き取る人が増えることを祈っています」と話す心優しいジェムレさんに引き取られたミダスは、きょうだい犬や猫に囲まれながら元気に成長している。

《きょうだい犬ともすっかり仲良しに(画像は『Midas 2021年11月7日付Instagram「In the loving arms of my sis, Suzy」』のスクリーンショット)》
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画像は『Midas 2021年10月26日付Instagram「Neee, 1763 gram mı olmuşum?」、2021年11月7日付Instagram「In the loving arms of my sis, Suzy」、2021年10月23日付Instagram「1570 grams of curiousity.」、2021年10月16日付Instagram「benimle aynı renk koltukları da var.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

【海外発!Breaking News】4つの耳を持って生まれた猫 愛らしい姿に「神話に出てきそう」(トルコ)
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2021.11.13 21:00 tinsight-iruy