ジャナーリストの金平茂紀氏が4日、キャスターを務めるTBS系「報道特集」に出演し、2日夜に行われたドイツの
メルケル首相の退任式に賛辞を送った。

金平氏は番組冒頭で「16年間、ドイツの首相を務めたアンゲラ・メルケルさんが、おととい行われた退任式で『演奏
してほしい』とリクエストしたのは、同じ東ドイツ出身のパンクロック歌手ニナ・ハーゲンの曲でした」と紹介。「青春時
代の思い出の曲だそうで、目に涙を浮かべていました」と様子を伝えた。

続けて「なぜかは分かりませんが『さすがだな』と思いました。日本の政治家と比べてですけれども」と自らの感想も
付け加えた。これにネットでは「何言ってんだ?」「訳がわからないよ」と真意を測りかねるコメントがあふれた。「演
歌でも歌謡曲でもクラシックでも、その人の思い入れがある曲なら素敵じゃないのか?」とする意見もあった。

ドイツで首相や大統領などが退任する際は、本人が選んだ曲を軍の音楽隊が演奏するのが慣例となっている。メル
ケル氏は、18世紀のキリスト教の聖歌、戦後ドイツの人気女優で歌手ヒルデガルト・クネフの「私には赤いバラが雨
のように」に加えてニナ・ハーゲン楽曲を選んだ。

https://www.daily.co.jp/gossip/2021/12/04/0014891195.shtml